レビュー: カラー&ライト ~リアリズムのための色彩と光の描き方~ (Color and Light)

Color and Light: A Guide for the Realist Painter

『カラー&ライト』はジェームス・ガーニー(James Gurney)の最新著で今作もとても素晴らしい。色と光に関して面白く有益な情報が詰まった非常に使い易いガイドブックだ。幸いにも最近はたくさんの色を自由に使える時代だが、この本はそれらに意味を持たせてくれるものだ。

この本では現実の世界でどのように見えるかといった事を念頭において色について語っている。本作中の情報は全てジェームス・ガーニー本人が長年光と色を観察してきた結果が詰まっている。解説に使われるのは彼の美しい作品達。彼がどのように色を使いそれらの美しい絵を描いたのかを説明している。たくさん収録されている彼の古い外光派的な絵画から最近では恐竜図鑑までその量には感心せざるを得ない。

本作中のレッスンは多岐に渡り、光の源、光そのものや物の形、色相環の話、どういった素材・表面で光がどのように反応するのか、またはそれらが人間の目にはどのように映るのか等。細かな所で言えば、何故月は青く見えるのかや、光が緑のキャノピーの中を通る時なにが起きているのか等の疑問から、色の混ぜ方などの実用的なテクニックなどもたくさん収録されている。著者の下調べは行き届いており、個人的には過去のアーティスト達によって色がどのように使われてきたのかを説明する色の歴史の話が興味深かった。

自分で作品作りをする人ならこの本を買わない手はないし、中の美しいアートワークを見るだけでも価値があるだろう。

とてもおすすめな資料だ。またこの本に興味があるならば『空想リアリズム ~架空世界を描く方法~』も要チェックだ。

ペーパーバック: 224ページ
出版社: ボーンデジタル
言語: 日本語
ISBN-10: 4862461530
ISBN-13: 978-4862461537

カラー&ライト ~リアリズムのための色彩と光の描き方~

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ビデオの本は英語版、でもこの本が日本語版です。

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