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ストーリーボードがたくさん

本のタイトルを見れば分かるだろう。スター・ウォーズプリクエル・トリロジーのストーリーボードだ。

この本は３５２ページのハードカバーだ。紙のクオリティは驚くことになかなか厚い。

ストーリーボードは出来るだけ大きくプリントされている。選ばれたシークエンスなので完成したストーリーは見られない。各映画のストーリーボードに与えられたページの数はかなり異なる。エピソードIには１８０ページ以上、エピソードIIには９０ページ以上とIIIには７０ページ以上だ。

アートとアクションシーンはとても良い。ストーリーボード・アーティストのイエイン・マケイグ（Iain McCaig）、エド・ナティヴィダド（Ed Natividad）、ジェイ・シャスター（Jay Shuster）, ロドルフォ・ディマジオ（Rodolfo Damaggio）とテリル・ウィットラッチ（Terryl Whitlatch）までも、多くのアーティストの作品が見られる。全員素晴らしい。

ストーリーボードの中にはかなり細かく的確に描かれているものもある。だれかがインクを足して、吹き出しを入れればコミックブックが出来上がる。たくさんのアーティストがクロスハッチングをしていることには、フラットシェーディングより時間がかかるので驚いた。ナティヴィダドは動きを表す線までにもたまにハッチングラインを使っている。鉛筆、インクやマーカーペンなど様々なスタイルが見られるのは良い。

アーティストからのコメンタリーは少ないが必ず洞察力に満ちている。もっとあれば良かったと思う。

スター・ウォーズやストーリーボードが好きな人にお勧めする。

ハードカバー: 352ページ
出版社: Harry N. Abrams (2013)
言語: 英語
ISBN-10: 1419707728
ISBN-13: 978-1419707728