コンセプトアートではないが、それほど良い
この本は私が予想していたコンセプトアートブックとはぜんぜん違う。これはコンセプトアートの本では全くないのだ。
『Star Wars Art: Visions』はコンセプトアートというよりファンアートの本なのだが、その’ファン’たちは一流イラストレーターたちばかり。Moebius、 Alex Ross,、Syd Mead、Julie Bell と Boris Vallejo、 H.R. Giger、 Peter de Seve や James Christensenなど全員で93人のゲストアーティストたちがいる。素晴らしい!
ジョージ・ルーカス(George Lucas)がこのアーティストたちをスター・ウォーズのアートを自分たちのスタイルと演出で描くのに招待したのだ。印象派から漫画、ピカソ、パンク、コラージュなど、様々なスタイルのアートが見られる。
本自体はかなり大きく、絵も大きくプリントされている。ブラシストロークまでディテールがすべて見られる。ほとんどの絵はデジタルではなく、伝統的な方法を使って描かれている。
画題にはおもしろい物が多く、ちょっと変わった作品がたくさんある。例えばピーター・デ・セヴ作(Peter de Seve)作のカエルのカーミットがヨーダと一緒に魚釣りをしている様子、違う世界から来たような漫画レイア、それとショッキングなヌードのアイラなど。
良いアートの素晴らしいコレクションだ。スター・ウォーズのファンにはとてもお勧めする。
ハードカバー: 176ページ
出版社: Harry N. Abrams (2010)
言語: 英語
ISBN-10: 0810995891
ISBN-13: 978-0810995895
アマゾンには他にもたくさんのレビューがあります。
このサイトのリンクから購入していただくと 私にアフィリエイト料金が入ります。それをもとにして今後より良いレビューをお届けします。
『Star Wars Art: Visions』は以下の書店にて取り扱い中。
Amazon.co.jp | Amazon.com | Amazon.ca | Amazon.co.uk | Amazon.de | Amazon.fr | Amazon.it | Amazon.es | Amazon.cn
Add new comment