レビュー: The Art of Evolve

素晴らしいアートブック

ゲームからの素晴らしいコンセプトアートがとても豊富なこの１９２ページのハードカバー本をお届けするのはゲームデベロッパーのタートルロックスタジオ（Turtle Rock Studios）だ。このような本の扱いをジェームズ・キャメロン（James Cameron）の『The Art of Avatar』で見たかった。

この本にたくさん含まれたSci-Fi背景画は誰かが住めそうなぐらい、美しく描かれている。もちろん、たくさんにはモンスターが入っているが、場所は生きているような感じがする。ありきたりな、背景に大きな月の入ったイラストもあるが、全体的の雰囲気はとても良くとらえてある。ジャングルは湿った感じがし、空気遠近法でぼやけた部分は何が隠れているのかわからないく、危ない感じがする。浮いた島はないが、アバターを思い出す。いろんな風景でたくさんのバラエティが見られる。

生物のコンセプトアートは鉛筆で細かく描かれた絵、カラーの絵画や３Dレンダーなど、たくさん含まれている。生物は『スター・ウォーズ』の世界の野生生物のようだ。危険そうな植物も見られる。一つ川沿いに立っている人間たちの背景に何かを食べている恐竜サイズのカニたちがいる絵があり、私は始めて『ジュラシック・パーク』を見た時と同じ気持ちがした。

キャラクターデザインのページにはたくさんの大きく美しい絵が見られる。すべてキャラクターの能力、第一と第二武器と他の装具などが書かれたプロフィールが付いている。武器のデザインも含まれている。

LocoTechのチャプターにはジャングルのすぐ外の発展された部分のコンセプトアートが含まれている。宇宙船、機会、工場に石油精製工場を思い出させる配管などが見られる。いつも通り、すべてが良い細かさとライティングで描かれていある。

開発社はゲームに彼ら独特のスタイルを出したかったのだろうが、環境は『アバター』や『スター・ウォーズ』を思い出させたりする。しかしアートは素晴らしいので、悪いことではない。それにこの環境アートやクリーチャーコンセプトを見ていると、びっくりしたり、なにかを発見したりするような要素がある。

『The Art of Evolve』は素晴らしいビデオゲームアートブックだ。ゲームのファンとSci-Fi、環境やクリーチャーコンセプトアートが好きな人にはとてもお勧めする。

注意するのはこの本にはInsight EditionsとTitan Books、二つ出版社があることだ。二つのリンクには下へどうぞ。

ハードカバー: 1921ページ
出版社: Insight Editions / Titan Books (2015)
言語: 英語
ISBN-10: 1608875148 / 1783296968
ISBN-13: 978-1608875146 / 978-1783296965

The Art of Evolve - 02